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====== 2018/03/15(木) QNAP Virtualization Station情報収集 =====
QNAP Virtualization Station 2.0を見てたら欲しくなったので情報収集
https://www.qnap.com/solution/virtualization-station/ja-jp/
Virtualization Station 2.0は、NASの中にWindowsなど別のOSをインストールしてリモートで操作ができる仮想マシン構築ソフト。仮想マシンの良い所は1台のハードウェア上で複数同時に動かせる、NAS側から仮想マシンのバックアップや復旧ができるのでリカバリー時は簡単でクリーンな環境に戻せるのが良い所。
単純に「動く」だけならIntelVT-x対応CPU搭載+RAM4GBと安価なモデルでも動作するが、Windowsを実用レベルで動かしたい場合は高級モデルが必要そう。
例えばTS-253B(Celeron J3455 1.5G~2.3GHz 約10万円)での動作デモでは起動に時間がかかりやや重いとの事。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1072394.html
高級モデルのTVS-1282のCorei7-7700(3.6GHz)モデルならマインクラフト動かしてもCPU15%負荷程度らしく、SSDを使えばかなり実用的な速度がでるみたい。
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1042594.html
↓下位モデルのTVS-1282 Corei3-6100モデルでも約32万\\
将来性を考えるならGPUのサポートが欲しいので、そうなるとさらに高級モデルだけになる。
https://www.qnap.com/ja-jp/how-to/tutorial/article/virtualization-station2-%E3%81%A7-gpu-%E3%83%91%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95
価格帯的に手が届くのは20万円クラス(仮想化せず2~3台のPCを買うと考えれば・・・)になるので、次の3機種が対象。
|TVS-682T|TVS-682T-i3-8G|¥280,863|
|TVS-882|TVS-882-i3-8G|¥275,465|
|TVS-682|TVS-682-i3-8G|¥209,800|
仕様的にはCore i3-7100(3.9GHz)搭載メモリ8Gなどほぼ同程度。
違うのは、x82Tシリーズは拡張ポート2つに10GbE アダプターと Thunderbolt カードがセットされていて空きポートが無い状態なのでGPUを付ける時はどちらか外す必要がある。(x82無印は2ポート空き)
あとx82Tシリーズはライン出力とスピーカー出力もある。
気になる機種はTVS-x73シリーズ、CPUにAMD RシリーズRX-421ND(4Core2.1~3.4GHz搭載しGPUはRadeon R7、メモリ8GB、LAN10GbE、HDMI2ポート、オーディオ入出力端子ありで、TVS-473-8Gなら¥155,000前後・TVX-673-8GBで¥210,000と価格帯は良い。RX-421NDのQNAP上での性能はわからないが、ベンチマークではEEMBC CoreMark v1.0ではモバイル向けのCore i7-5650Uより若干早く、3DMarkのGPU比較ではCorei7-5650U(Intel HD 6000)の2倍ほど良い結果になっているので期待できる。
http://www.4gamer.net/games/282/G028229/20151021010/
しかしVirtualization Station 2.0でのGPUサポートに名前が上がってないので対応してるか確認できない。
※2018/04/03追加
QNAPのWebサイトにVirtualization Stationのホワイトペーパー[[https://view.publitas.com/qnap-1/qnap_vm_white-paper_en/page/1]]が公開されているのに気が付いた、英語なのであまり詳しくわからないがTS-653B-8・TVS-873-64G・TVS-1282-i7-64Gなどのベンチマークが公開されていた。
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