ブラウザ表示領域(スケーリング後の理論ピクセル・約320px)と同じ幅の仮想スクリーンにWebページをレンダリングして拡縮せず表示します。このタグを設置して文字の大きさやレイアウトなどWebページに問題がなければモバイルフレンドリーと言われ検索サイトで優遇されるようです(SEO)。
Webページがスマートフォンに対応した作りになっておらず、device-widthを超える要素があるとレイアウトが崩れる事があります。
**2.Webサイトがスマートフォンに対応した作りになっていない場合**
指定したwidth値の仮想スクリーンにWebページをレンダリングし、モバイルブラウザの表示領域(幅)に収まるように縮小して表示されます。width値はWebサイトの表示幅に合わせて調整が必要ですがPCブラウザで表示して横スクロールバーが表示されない幅の下限を指定すれば良いです。width値が適切であればスマートフォンでのレイアウト崩れを防ぐ事ができます。
==== オプション ====
**width**\\
仮想スクリーンの幅を指定します。「1024」などの数値指定の場合はピクセル幅になります。「device-width」指定時は端末ごと320~411前後が規定値がセットされます。未指定時は980がセットされます。(効果的にはbody要素にmarginとpaddingを0にしてwidth指定したのとほぼ同じです)。もしwidthを超える要素があった場合はその要素部分だけ自動で広くなりますが他には影響しません。
**initial-scale**\\
仮想スクリーンと実際の表示領域の倍率を指定します。1を指定すると等倍表示、2をしてすると2倍に拡大、0.5とすると50%に縮小して表示されます。未指定時は仮想スクリーンの幅は表示領域に丁度収まるよう拡大縮小します。
**その他のオプション**\\
表示を固定化したり動作を制限するもので、あまり使われないのでここでは説明しません。
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===== viewport動作について =====
どのような感じでviewportが使われるのかおおまかな手順です。
(1)viewport対応のブラウザでWebページを読み込みます。viewportを確認しviewportが無ければ「」がセットされます。
タイトルタイトルタイトルタイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
テキストテキストテキストテキストテキストテキストテキストテキスト
2.表示された内容を見ながら全ての要素で幅320pxを超えないように調整して下さい(margin・padding・borderも含めて)、できれば要素幅指定は320pxなど絶対値指定よりも100%など相対指定が良いです。
==== PC向けにするには ====
PC向けサイトがスマーフォンでレイアウトが崩れてしまう場合は
下記のようにwidthを大きな数値にして崩れないか確認します。崩れない場合は数値を小さくしていき崩れない下限にセットするのが良いです。
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[[start]]>[[programming_start]]