昔に比べると最近は震度6弱や震度6強など強い地震が多いと思いませんか？、これは強い地震が多くなったわけではなく別の理由があります。
ものすごく簡単な理由です。それは「地震計が増えたから」だと思います。
地震の最大震度は校正された地震計の観測値の中でもっとも大きな値を最大震度として発表しています。 以前は電源や通信回線の問題から山間部などに地震計が設置されていなかったため、そういった場所が震源になった場合は距離の離れた地震計の結果を利用するしか無く本来の震度より小さな値が発表されていました。
しかし現在はソーラー発電による電源確保や通信回線の確保が容易になった事から、以前設置されなかった山間部や地震計の空白地帯などに地震計が設置され、以前と同程度の地震でも震源に近い揺れを観測できるため大きな震度が発表される事が多くなってると思われます。