変数とは文字や数字や式の結果を保持しておくため入れ物です。半角$で始まる文字列です。
数値などを変数に格納する場合は「=」を使って代入します。一般的な数学の計算式では「1+1=?」などのように「=」に左辺に式を書き右辺に答えを書きますが、PHPでは「$x=1+1;」のように右辺に式を書き左辺に格納する変数を書きます。
//$変数 = 式; $x = 100; // 数値 $y = 1+2; // 式の結果 $z = $x; // 変数に数値が入っていれば右辺で使えます(例は $z=100;と同じ)
文字列も変数に格納する事ができます。使い方は数値と同じで「=」を使い、文字列はシングルコーテーションまたはダブルコーテーションでくくります。文字列の結合は「+」では無く「.」を使います。
$text = 'あいうえお'; //文字列 $str1 = 'あい'; $str1 = 'えお'; $text2= $str1.'え'.$str2; //→あいうえお
変数の命名規則 変数使用できる文字にはルールがあり、「半角英・数・アンダーバーで構成され」「数字で始められない」「大文字小文字は区別される」です。またいくつかの変数名はPHPが最初から使用していますどれが使用されているかは動作状態によって変わるので実行前に出力するなどして確認して下さい。
$i=0; $_debug=0; $iNumber=0; //大文字小文字は区別されるので$inumberとは別と解釈される $long_long_long_1234=0; //長くても良い
<?php $text='<p>Hello World</p>'; //文字列代入 $x=1; //数字代入 $y=$x+2; //計算式 echo '<p>'.$text.'</p>'; echo '<p>$xは '.$x.' です</p>'; echo '<p>$x+2の計算結果は '.$y.' です</p>'; ?> </php>
デモ
Hello World
$xは 1 です
$x+2の計算結果は 3 です