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memo:変える・代える・替える・換える

📝変える・代える・替える・換える

変える・代える・替える・換えるの違いについて気になったので調べてみました。

注意:独自解釈です。

はじめに

変える・代える・替える・換えるを辞書やインターネットなどで調べてみましたが、どれもしっくりこない物ばかりだったので熟語から推測できる違いから独自研究してみました。

独自解釈

変える・変わる

「対象(人や物など)の本質を残したまま見た目や雰囲気などが(部分的/全体的に)異なる状態になる事」、4語の中で最も簡単で難しく考える所はありません。

  • 「髪の色を変える」(変装・変身)
  • 「性格が変わった」(変性・変質)
  • 「お店の場所が変わった」(変移・変動)
  • 「予定を変える」(変更)

換える・換わる

「対象(人や物)を別の 等価 なモノにとりかえる事」、等価は金額とは限りらず量や形状などの場合もあります。価値や量などがわかりやすいお金や物質を対象として使われる事が多く価値の算定が難しい人に対してはほとんど使われません。

  • 「宝くじを現金に換える」(引換)
  • 「わかりやす言葉に言い換える」(置換)
  • 「空気を入れ換える」(換気)
  • 「時計の電池を換える」(交換)・・・通常は古い物とかえる場合は「替える」を使いますが、電池は外見から内容量を確認できないので形が等価な換えるを使われる思われます。

代える・代わる

元に戻す事を前提に本来の対象(人や物など)とは別のモノを一時的に使う事」、仮の状態です。(実際には元の状態に戻らず定着する事もありますが、かえる際のどう思ったかです)

  • 「産休のため担任教師が代わる」(代理)
  • 「クラス全員に代わって発表する」(代表者)
  • 「本来の打者に代わって打席に立つ」(代理・代打)
  • 「テレビの映りが悪いので代わりにラジオを聴く」(代用)

替える・替わる

元の状態に戻さない事を前提に本来の対象(人や物など)とは別のモノを使う事」

  • 老朽化したアンテナを付け替える(取替・入替)
  • お札を小銭に替える(両替)
  • 毎日メニューが替わる(日替わり)

余談1

時代劇やドラマなどで使われる「一命に代えましても命令を実行します」や「僕の命に代えても君を守る」について。 ここでの説明を読んだ後だと、失敗したら命が無く元の状態に戻せないので替えるの方がよさそうに見えるかもしれませんが、この言葉は成功させたいと言う気持ちを表す言葉なので、賭けた命は元に戻ると信じてる(信じたい)ので「代える」を使っていると思います。

ただし成功する可能性が皆無で当事者も無理と思ってるなら「替える」を使った方が良いかもしれません。

余談2

お金関連は難しい

「代金」(=お金に代える)と言う言葉

ここでの説明を読んだ後だと、絶対的な価値のお金が一時的な物と言う事になるので不自然に感じると思いますが、昔は貨幣の信用が低く米など現物の方が重要だった事の名残なのかなと思います。

「料金を立て替える」

他人の代わりに一時的にお金を払う場合に使われるので一時的な「代える」の方が正しい感じがしますが、上記と同じで昔は現金払いでは無く物々交換も多かったと思うので同じ物として戻らず別の物で戻ってきた名残なのかなと思います。

終わりに

独自研究です、間違たらゴメンなさい。

memo/変える・代える・替える・換える.txt · 最終更新: 2018/11/28 21:04 by 管理者