バス事故

 昨日1月15日に発生した碓氷バイパスでスキー客ら乗せたバスが事故を起こし多数の死傷者が出た。
 直接の事故原因は運転手の過失だが、事故発生の背景にはバス会社の原因があるようで次々と問題点が浮上しているようです。

 「運行指示書に途中経路が未記載」「健康診断」「点呼」現時点で発表されているのは3点だが、こんなイロハのイにあたる基本的な事ができない会社に、安全と言うイロハの最後のハにあたる事ができるわけが無く、表に出ない問題は沢山ある事だろう。それが事故に間接的につながった可能性は高い。

 今回は格安ツアーだったらしいので、他より安いのは理由があるはずとリスクを考え利用すべきと感じた。
 価格競争でどの企業も無駄な経費削減をし利益はギリギリ、あと削れるのは安全や品質など「必要」な経費だけだ。高いから安全と言う事も無いが、トランプで言えばジョーカーが少ないのでゲームをするか・沢山入ってるのでゲームをするかみたいな違いだろうが、さすがにジョーカーを引いた対価が利用者の命になるとは思いもよらなかったとは思うが、毎年バス事故による死傷者は出ているのでリスクは存在している。

 あと、シートベルトをしてなかったような報道がありますが、シートベルト着用のアナウンスの有無にかかわらず車では事故を想定してシートベルトを着用するべきで、自分を守る物があるのにあえてそれを使用しなかった乗客の不注意も事故が大きくなった原因の一つと感じられる。理論的には車が40km/hで硬いコンクリートに衝突した場合でもビルの3階床面(6m)から落ちた時と同程度の衝撃になるそうです。
 

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