通常エクスプローラでファイルをクリックすると、関連付けされたプログラムが最前面で起動するはずだが、なぜか先日からエクスプローラの裏側で起動するようになり、毎回タスクバーで起動したプログラムクリックするかエクスプローラを最小化しなければならなくなったので調査を開始した。
ネットで調べてみると、バックグラウンドで起動(常駐)しているRealPlayerが原因だったとの報告があった。家の環境にRealPlayerはインストールされてないので直接関係無いが、常駐ソフトに原因がありそうなので起動しているソフトを順番に終了したら・・・
原因は「Intel Data Migration Software Monitor」(長いので以下IDMS Monitorと略す)のようだ。
タスクマネージャーでタスクを終了させると通常に戻り、起動すると同じ症状になる。
Intel Data Migration Software は、Intel製SSDに付属するディスクコピー(クローン)ソフトで、IDMS Monitorはスタートアップに登録されているので、たぶんソフトのアップデートとかチェックなどしてると物と思われる。
そう言えば少し前に家族のパソコンをSSD化するときにIDMSをインストールしてそのままだった気がするが。症状が出始めたのが最近で、IDMS Monitorと関連ファイルの更新日を見ても症状の発症時期と一致しないので、IDMS Monitorだけに問題があると思えない。・・・たぶんWindowsアップデートでWindows側の仕様が変わりIDMS Monitorとの相性が悪くなった物と思われる。(ちなみにOSはWindows10 Proだが、まだAnniversary Updateは行っていないのでバージョン1511・OSビルド10586.679となっている。※余談だが、先行してAnniversary UpdateしたノートPCとタブレットPCで問題が発生したので、わざとストレージの空き容量を10GB以下にしてアップデートされないように使ってたりする)
解決方法は、IDMSをアンインストールするのが確実。IDMSはディスクの複製ソフトなのでHDD/SSDの交換の時以外は使う事が無く、普通の人なら一度使えばしばらく使う事は無いのでアンインストールしても特に問題は無いと思われる。(必要になったらその時またインストールすれば良い)