意外と知らない食品表示

 食品表示についての話をTBSのいっぷく!でやってたのでメモ

・「朝取り」野菜は今日の朝とれた野菜と言うふう見えるが、実際には朝取れた物なら何時でも良い。今日の朝とれた物なら「今朝取り」とか朝取りに日付を入れてあるはず。

・「国産」は畜産物・水産物・農作物でそれぞれ意味が異なる。
 畜産物なら長く育った場所が産地になるので、アメリカで1年なら日本で1年と1日飼育すれば国産になる。
 水産物は漁獲した船籍(船の国籍)になるので、中国と日本の船が同じ漁場で横並びで魚をとっても、中国の船がとったのは中国産で日本の船がとったのは国産となり、(新鮮さの関係ない冷凍魚は)中国産の方が同じ魚なのに安い事が多い。
 農作物は収穫した場所なの基本的には発芽から収穫まで日本と言う事になるが、一部しいたけなどは海外で成長させ日本で収穫する事があるので。畑ごと海外から運搬して国内で収穫すれば国産と言う事ができる。(コストが合わないので一般的では無いけど)

・「国産牛」と「和牛」と「ブランド牛」の違い
 国産牛は一番長く育った国が日本だとなる。
 和牛は生まれも育ちも日本である。
 ブランド牛(神戸牛や松阪牛など)は、地域の生産組合の基準を満たした物に名前が付けれるので和牛とは限らない。

・「地物」(地産地消など)は、その土地で採れた物と言うイメージがあるが、範囲の定義が無いので思ったより遠い場所で採れた物含まれる可能性があるので、購入時は産地の確認が必要。

・「焼きたて」は今(30分以内とか)に焼けたばかりの物と言う感じがするが、これも時間の定義が無いので、焼けばすべて焼きたてと表示できる。

 もっと知りたい人は、下記に食品関係団体がつくった食品表示検定協会の食品表示検定と言うのがあるので検定を受けてみると良いかも知れません。

 多くのお店は騙すつもりで使っているわけでは無いので、過敏になる必要は無いとの事。(※お店側は誤った表示をしないように過敏にならないとダメだけど)

>食品表示検定協会
http://www.shokuhyoji.jp/

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