今年から動画の公開もしようかな~と思い立ったのだが、動画編集などした事ないのでとりあえず無料のMicrosotの「Windowsムービーメーカー2012」をダウンロードして使ってみました。
ダウンロードとインストール
ムービーメーカー2012は「Windows Essentials」と言うマイクロソフトの無料ソフト集の一部に含まれているので、下記リンクからWindows Essentialsをダウンロード。
>Microsoft の Windows Essentials ダウンロードサイト
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-live/essentials
ダウンロードしたファイルを実行しインストールを開始したら、途中で出てくるプログラムの選択で「ムービーメーカー」にチェックが入ってる状態で進めればインストール完了。
初回起動時に使用規約に了解すれば使用できる。
画面構成は上部に編集用ツールバー、下部は2カラム構成で左側がプレビューウィンドで右側が編集ライン(サムネイル表示)のシンプルな構成で、右側の編集ラインで大まかな編集位置に移動し、右側のプレビューで細かい位置に移動して編集をかけるような操作らしい。
映像関係ではWebカメラの取り込み、タイトルやクレジット画面作成、キャプション(字幕)、画面切り替え効果(フェードインなど)、視覚効果(モノクロ化など)、明るさ調整、映像の回転、動画の分割(切り出し)、再生速度の調整。
音響関係では、ナレーション(マイクで録音や効果音の音声ファイル)の追加、音量の調整、フェードイン・アウト。
その他で、動画からスナップショットの保存やYouTubeなど複数のクラウドサービスへのアップロード機能
読み込めるファイルはかなり豊富で
ビデオ:wmv.avi.dvr-ms.mpg.mod.vob.3g2.3gp.asf.flv.k3g.m1v.m2t.m2ts.m4v.mkv.mov.mp2v.mp4.mpe.mpeg.mpv2.mqv.mts.qt.skm.wm.wtv.ts.mp4v.dv.trp.webm.ogg.m2p.evo.wvx.3gp2.tts.rmvb.ogm.m2v.mp2.asx.mpv4.ogv.rm.rec.amv.mpa.hdmov.wmx.mxf.f4v.divx.mpls.tps.tp.3gpp
写真:.jpg.png.bmp.dib.rle.gif.ico.icon.jpeg.jpe.jfif.exif.tiff.tif.wdp.jxr
オーディオ:.wma.mp3.wav.aif.aiff.m4a.
となっている。
一方で保存出来る動画フォーマットは.wmvと.mp4の2形式のみと少なく、保存画質は最大1920*1080ピクセル・ビットレート135000kbps・60fps・オーディオ 128kbps*48khz*2ch と一般的には問題ありませんが、最近民生用で発売されはじめた4Kカメラ(3840*2160ピクセル)の画質では出力出来ないので注意が必要。
ファイルのロードとセーブ時間にかかる時間は、「Windows7-64bit / Corei7-4770(3.4GHz) / RAM 8GB / HDD or SSD(※)」の環境で試した所。
・ロードは.AVI形式デジカメで撮影した.mts形式(AVCHD規格 Ver2.0準拠)では一瞬でしたがムービーメーカーで作成した1920*1080+24.19Mbpsの.wmv形式と.MP4形式には「動画時間1分当たり=実行時間30秒」
・保存は「高解像度ディスプレイ用」(1920*1080+24.19Mbps)の設定で.wmv形式と.mp4形式共に「動画時間1分当たり=実行時間1分」
と言う結果で、そこそこの性能のパソコンでも結構時間がかかります。
(※ストレージは 高速なSSD でも低速の5400rpm HDD でもほぼ同じ)
感想
動画編集は素人なので詳しくわかりませんが、使った感じでは普通の人が動画を編集するには十分な機能があると思います。また操作も複雑な感じは無く映像効果など実映像でプレビューしてくれるので直感で操作できます。
ただし高画質での保存には時間がかかるので長時間の動画編集には向きません。(と言っても他の動画編集ソフトも高画質で保存すれば同じくらい時間がかかると思います。)