デスクライトのLED電球(40W相当540ルーメン)で水耕栽培できるか実験して見ました。
サニーレタスを発芽から24時間連続でLED電球をあて育てていますが、9日間目ですでに下の写真のような状況、ひょろ長で色も薄く元気がありません。このまま育てても大きくなりそうに無いので実験中止です。。
失敗の原因は、LED電球が暗すぎて日照不足になっていると思われます。
使用したLED電球はデスクライトの物で直視すると目が痛いくらい明るいのですが能力的には手元で500ルクス程度、対して太陽光は冬場でも50000ルクス以上と100倍以上の差があるので、日照不足になるのは当たり前。
植物用のLED電灯を調べてみると性能が540ルーメン以下もありますが光が拡散しないスポットライトのような光を出すようなので、光の収束と光源からの距離を工夫する事で良くなる可能性があります。
また植物用のLEDには「3波長」「4波長」の表記があり、植物の成長に必要な赤色や青色の成分を含んだ光を発するので使用したLED電球にはその成分が少なかったのかもしれません。
植物工場のようにLED単独で成長させるにはこのLEDでは能力不足のようですが、LEDだけでも少しは育っているので晴れている日は太陽光で育て、天気が悪い時や夕方はLEDで補助して、夜間は主光源として成長促進には使えそうです。