6月1日から開始した、市販の赤色蛍光ペンを透明なビニールに塗ってサニーレタスを水耕栽培する「なんちゃってピンク農法」の実験が41日経過したので途中経過を報告します。
この10日はほとんど雨で日照不足だったため成長が悪いです。
概要
この実験は、光変換ピンク農法が市販の蛍光ペンでもできるのか実験しています。
実験の詳しい概要や途中経過は下記を御覧ください。
・実験開始6月1日の記事(コチラ)
・20日目の途中経過は6月20日の記事(コチラ)
・30日目途中経過は6月30日の記事(コチラ)
注意
以前の記事に書いてありますが、「ビニール無し」は途中から実験してるため比較用では無く参考用です。
途中経過:41日目
大きく成長した方のセット、左がピンクの蛍光ペンを塗った物(以下:Lピンク)、中央が透明のビニールのみの物(以下:L透明)、右が途中参加のビニールをかけない物(以下:L無し)
これ以外に成長が小さい方のSピンク・S透明・S無しのセットがあります。
葉の大きさは
L透明=14cm (前回が8cmなので6cmアップ)
Lピンク=15cm (前回が11cmなので4cmアップ)・・同程度が2葉
S透明=10cm (前回が8.5cmなので1.5cmアップ)
Sピンク=13cm (前回が11cmなので2.0cmアップ)
参考用にビニールをかぶせず育てたのは
L無し=15cm (実験参加時は9.5cmなので5.5cmアップ)・・同程度が2葉
S無し=11cm (実験参加時は7.5cmなので3.5cmアップ)
今回、Lピンクが葉っぱの大きさがあまり伸びていませんが、2組目の葉っぱが同程度に育っているので、葉の成長限界に達したと思われます。2葉目のデータは収集していませんので下記画像で大きさ確認すると
(左がLピンク・中央がL透明・右がL無し)
L無しが大きく見える。
感想
この10日間ほとんど雨や曇で完全な日照不足なので、直射日光下での成長と違う可能性があります。
今までLピンクの成長が優勢でしたが、参考用のL無しが追いついてきました。
LピンクよりL無しの成長が良かった理由を考えると、日照不足が原因?、日光が強ければビニール袋や蛍光剤により光量が低下しても十分な光合成が可能ですが、曇や雨で光が弱かったためビニール袋や蛍光剤による光量の低下が無視できないレベルになり十分な光合成が行えなかった可能性があります。
前回までは蛍光ペンでのピンク農法は効果がありそうだと思っていましたが、今回の結果を見ると、透明ビニールよりピンクビニールの方が効果があるのは今までと同じですが、ピンクビニールとビニール無しだとほとんど差が無くなったので効果の有無がわからなくなってきました。
・・・雨や曇が多すぎて実験が上手く行ってない感じがします。