前から購入しようか迷っていた、iOS用の日本語入力システム「ATOK for iOS」がキャンペーンで安くなってたので購入してみました。
はじめに
iOS標準のキーボードは矢印キーが無いなど使い勝手がイマイチ、無料のキーボードアプリを試したけどこちらもイマイチで、有料アプリのATOK for iOSしかないけど1600円は高いなーと、思っていたら2016/03/31までキャンペーン価格で40%引きの960円(税込)になってたので購入してみました。
レビュー
初代 iPad mini (iOS9.2にバージョンアップ済み)でQWERTY入力での感想となりますが、入力作業で特に処理が重たいとかはありません。
OS標準キーボードに比べ変換精度が高くスムーズな入力ができ、誤変換で集中力が途切れる事が少なく入力作業が速く進みます。
また左右へ移動できるカーソルキーはとても便利で、今まで修正箇所をタップ(*1)するため手を通常位置から動かす必要がありましたが、指だけで修正箇所に移動できます。
(*1:OS標準キーボードなら2本指で左右に動かせるけどOnenoteでは機能しなかった、iPhone6sには矢印キーがあると聞いたが持ってないので不明)
残念な点は、
横向きで使用すると画面の半分以上がキーボードで占有されてしまい、作業領域が上側30%しか使えない所。ボタンや文字サイズのサイズを調整して作業領域が広げられたらと思います。
あと、よく使うOneNoteなど一部のアプリでインライン入力できない点。これはOSやアプリ側の問題でありATOK側で解決できる問題では無いけど、すこし不満だった。
新機能のフラワータッチ
通常はQWERTY入力で、テンキー入力を使う機会が無いけどフラワータッチを試しに使ってみました。
従来のフリック入力では、指で下方向の文字が隠れて見えなかったり指を引き下げる動作がやりにくかったのですが、フラワータッチ入力だとよく使う文字が上側に表示されるのでこの問題点が解消されています。また濁点文字や小書き文字など従来は2回ボタンを別で押さなければならなかったが、フラワータッチだとフリック時に指を軽く下に動かすだけで入力できるようなっていた。
欠点として(操作に慣れてないのもあるが)フラワーのとなりの文字が入力されてしまう事があり、特に右方向の文字を入力しようとすると右斜め上の文字が入力される誤入力が頻発した。原因は従来のフリック入力では360度で4文字だったのがフラワータッチでは180度で5文字も選ぶため1文字あたりの判定範囲が狭くなっているためだろう。
まとめ
新機能のフラワータッチはまだまだ発展途上な感じはするが、誤変換が少ないのがとても良いです。
今回キャンペーン価格で購入したけど、ここ2~3年のキーボードで悩んだ事や作業性の向上を考えるともっと早く導入すべきでした。・・・2~3年前にATOKが使いやすかったかはわからんけど。
リンク
ATOK for iOS
http://www.justsystems.com/jp/products/atok_ios/
Apple Store
https://itunes.apple.com/jp/app/atok-ri-ben-yu-ru-likibodo/id893918621?mt=8