パナソニックの多チャンネルHDDレコーダー ディーガDMR-BXT970のUSBハードディスクプレゼントキャンペーンで届いたアイ・オー・データ機器製のUSB3.0の2.0TBハードディスク「AVHD-UR2.0B」をベンチマークしてみました。
*商品名=AVHD-UR2.0B
*メーカー=株式会社アイ・オー・データ機器
*希望小売価格=20000円
*実売価格=14144円(8/25 Amazon.co.jp 税込)
付属品
本体、USB3.0ケーブル(1.5m)、電源コード(1.5m)、説明書類
本体
正面:横置きタイプで幅が広めですが高さは低くフロントパネルはレコーダーなどにマッチした高級感ある光沢クリアパネル。写真だと黒くて見えませんが左にLEDの色と明るさ調整用の小さなボタンがある。
背面は右からUSB3.0端子、ファン排風口、AC端子、HDD増設専用コンセント、電源スイッチが見える。※HDD増設専用コンセントは「指定機器以外の接続を禁止」表示あり。
電源ランプは明るさは3段階と色が10段階に調節できる、最大でも眩しいほどでは無い。
アクセスランプは電源ランプの明かりが最弱の時に消灯、その他は電源ランプより少し明るいくらい、チカチカ点滅せずゆっくり明暗するのでテレビの横に置いても気になりにくいだろう。
使い方
Windowsパソコンで使う場合はUSBケーブルと電源コードを接続し、背面のスイッチをを入れるだけで自動的に認識。NTFSフォーマット済みなのですぐに使用できる。
HDDレコーダーに繋ぐ場合はレコーダーの説明書を読み接続します・ディーガDMR-BXT970の場合はレコーダーの電源を一回OFFにし接続してからUSBハードディスクを接続、電源を入れ初期設定からUSB-HDDの登録を行うと使用できる。
なお注意書きでUSB3.0のHDDは2.4GHz帯の無線LANと干渉するとあり、レコーダーの無線LANや無線式リモコンの通信状態が悪くなるので本体とUSB-HDDとを遠ざけたりする必要がるようです。
ベンチマーク
以前購入した日立のUSB3.0 HDD「0S03541」(コチラ)と比べるとかなり性能が劣ります。使用用途がビデオレコーダー向けなので速度より省エネ・静音性・低発熱を重視していると思われます。
消費電力測定
SANWA SUPPLYのワットモニター「TAP-TST8」で消費電力を測定してみました。
待機電力=1.1ワット
電源ON(未アクセス時)=5.3ワット
連続読み込み時=6.0ワット
連続書き込み時=7.0ワット
待機電力が高いのが気になります
1kwh22円換算すると月間17.43円・年間212円します。
1台だけなら大した事ありませんが、容量が足りなくなって2台・3台と増設してくと結構な金額になります。
電気代も高騰してるし
その他の感想
静音性は、電源投入後しばらくは冷却ファンが回らないので書き込み時でも耳を近づけないと音はほとんど気になりませんが、ケース内の温度が上昇し冷却ファンが回り始めると(低回転時)音量自体はそれほどでもありませんが小さいファンが高速で回るためか高周波を少し含んだ音が出るので寝室で常時使用するならテレビラックの中などに入れる事をおすすめします。高回転時の静音性を確認しようと半日ほど33度の室温で半日ほとリード&ライトを繰り返しましたが、本体の温度上昇は無くファンの音は変わりませんでした。(温度が少し上がった状態で電源を入れると一瞬ファンが最高速で回りますが、その音はかなり大きいです)
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総合的に見ると、タダ同然で手に入れた物で感想が難しいが。実売価格からすると1万円以下で2TBのHDDが買える状況で本機は約1.4倍の1.4万円もする超高級品。レコーダー正式対応・ファン付き・高級感あるフロントパネルなど良い点が多数ありますが結局はHDDなので自分ならちょっと手が出ません。
リンク
>株式会社アイ・オー・データ機器
http://www.iodata.jp/
>製品情報
http://www.iodata.jp/product/hdd/hdd/avhd-ur/