なんちゃってピンク農法

ピンク農法
 ピンク農法(正式名称:光変換ピンク農法)ってのがあるのを知ったので家庭菜園に活かせないかと色々と考えてみました。

 ピンク農法は、太陽光を赤い蛍光塗料で着色したフイルムやネットを透過させる事で、植物の成長を促す赤色を増幅し有害な紫外線を減少させて農作物の収穫量や質を高めるための方法です。

 お試し品を購入しても良いけど、今回はできるだけ100円ショップにこだわっているので別の方法を考えてみました。

 まず思いついたのが、単純に赤っぽいビニールを買ってきてを使う方法ですが、調べてみると普通の赤色フィルムは蛍光塗料が入っていないため赤色になるだけで太陽光を増幅できません。また単純に透明ビニールを透過させただけでも太陽光は低下するので成長のプラスにはならないと思われます。

 次に思いついたのが、透明のビニールに赤い蛍光ペンや蛍光塗料で塗る方法、蛍光なのでこれなら太陽光を増幅してくれるのではと考えました。問題点は蛍光ペンには油性タイプが無いためビニールなどインクが染み込まない物には定着せず手や服などに色移りする所です。

実験概要
 光変換ピンク農法が市販のピンク色の蛍光ペンでもできるのか実験します。

 ピンク色の蛍光ペンが植物の成長に影響を与えるか、光の成分を測定できる装置があれば一発で判断がつくのですが、そんな高価な装置は持って無いので、実際にビニール袋をピンク色で塗った物と塗らなかった物で植物を育てて成長に違いが出るかを調べて見ます。

 実験に使ったものは100円ショップで購入した透明のビニール袋(B6サイズ27枚入り)と家にあった蛍光ペンで、サニーレタスを育ててみます。
ピンク農法1

 ビニール袋の外側に蛍光ペンで色を塗り、サニーレタスにかぶせます。袋になってると熱がこもるので上下に隙間を開け空気が循環するようにしてあります。
ピンク農法

 あと比較用に同じ程度に成長している植物を用意し、色を塗らないビニール袋をかぶせ、液体肥料の濃度や成長環境をできるだけ一緒にして成長させます。

 はたしてどれだけ違いが出るのか!

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