加入予定だったOneDrive容量無制限が廃止

 MicrosoftのクラウドストレージOneDriveが容量無制限プランを廃止、さらに無料プランの30GBを5GBに縮小すると発表。

 廃止の理由は1人で75TBを占有するなど「予想を超える利用容量」が理由で、無制限プランは11月2日に終了し1TBの新プランに移行するとの事。

 ニュースを読むと、1人で75TB(平均使用量(5.4GB)の1万4000倍)使った人など一部の使用者が悪いように書がれているが、Microsoftが無制限と言って集客しているのでどれだけ占有しても使用者に非は無いはずである。
 悪いのはたった1年ちょっとで無制限プランを提供できなくなった計算の甘いMicrosoftである。

 また、最初は高付付加価値のサービスで集客し後からサービス内容を低下させる手法をとっているのは完全に悪徳商法や詐欺商法ではないかと思う。(※期間限定などで集客してる場合は別)

 加入しようか検討中で、ほぼ加入する予定だったので加入する前に廃止されて良かった。
 既に使用されているユーザーの中には別のクラウドストレージを解約しOneDrive用にお金や時間をかけてシステムを組み替えた人もいた事だろう・・・。

 しかし個人で75TBって多いのだろうか?
 自分はそんな事は無いと思う。
 例えば地デジやBSデジタルを録画している人は、HDDの容量制限があるから「画質を下げる・見た番組は消す・BDに焼き消す・無駄な番組は録画しない」などして容量をやり繰しているが、容量無制限の夢のようなHDDがあれば「高画質で録画・見た番組も消さない・BDに焼いても消さない・再放送も録画する・記録不要な番組も録画する」など無駄使いするだろう。

 75TB使うには、BSデジタルの高画質モード(1TB=90時間)で6750時間録画すると達するので、
・2時間映画なら3375本分
・1時間全12話ドラマなら562.5作品分
・毎日2時間録画すれば3370日(9年85日)
・毎日6時間録画すれば1125日(3年30日)
・主要なBS7chを24時間録画すれば35日
 って感じになる。多いと見るか少ないと見るかは人それぞれなのと、OneDriveはクラウドサービスでアップロードやダウンロードの転送速度や手間もあろHDDと同じようには使えないが、古い物を消さなければ最終的には75TBを越えるのは目に見える事だと思う。

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