先日購入したエプソンダイレクト製デスクトップパソコン「エンデバー MR6500」のベンチマークを行ってみたので結果を報告します。
仕様
ベンチマークを実行時のMR6500の状態
OS / WindowsXP Professional Version2002 ServicePack 3
CPU / Core i7 860 @ 2.80GHz
RAM / PC3-10600 DDR3 SDRAM 2GB×2 (OSの仕様により3.24GBまで認識)
GPU / ATI Radeon HD 4850
タスクマネージャー:CPUは物理コア4個+仮想コア4個の計8個
ベンチマークの注意:Core i7には8個のCPUのうち一部のベンチマークでは4つしか動作していないようです。原因はマルチプロセッサ対応のソフトでは無い点とOSが8個ものCPUに最適化されてない点だろうと思われます。
(<CPU使用率のグラフを見ると左の4つが動いているが、右の4つはほとんど動作していないのがわかる。)
ベンチマーク
HDBENCH Ver3.30:映像関連だが解像度を1024*768*32bitモードにて行ったが妙に結果が悪いHD4850の性能はもっと高いはず
CrystalMark2004R3
こっちも映像関連の結果が悪い。HD4850の性能はもっと高いはず。
CrystalDiskMark2.2:HDDのベンチマーク
HDDはSeagate社製 ST3500418AS (500GB/SATA300対応/7200rpm)
マルチコア対応ベンチマーク
まとめ
冒頭にも書いたが一部のベンチマークや動画のエンコードなどテストしたところ、半分しかCPUが動いてないようだ。
マルチコア用のソフトでは無いのと、古いXPというOSでは8個ものCPUに最適化されていないのが原因と思われる。
同時に複数のプログラムを動かせば100%になるので性能をフルに利用したければユーザー側でマルチコアを意識した操作が必要である。
100%性能を使えないなら価格の安いCore2DuoやCore2Quadを買えばと考える方もいるかもしれないが、Core i7にはターボブーストなる機能があり8個のCPUの一部が休んでいると動いているCPUを自動的にオーバークロックする機能だ、具体的には5~8コア動作時は定格の2.8GHzとなる。 3~4コア動作で2.93GHz、2コア動作で3.33GHz、1コアのみ動作で最大3.46GHzとなる。
全体的にバランスのとれた良いパソコンと思う。
リンク
>EPSON DIRECT
http://shop.epson.jp/
>Endeavor MR6500
http://shop.epson.jp/pc/mr6500/
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