簡単にインスタントのブラックコーヒーを作ってくれるネスカフェゴールドブレンド「バリスタ」(PM9631)を家族が購入したので使ってみました。
*商品名:ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ 「PM9631」
*メーカー:ネスレ日本株式会社
*希望小売価格:税抜5537円
*発売日:2013年9月1日
コーヒーパウダー補充
専用のエコ&システムパックとコーヒーパウダー容器
(2)容器フタを外し、突起にエコ&システムパックの中心にくるようにし
あとは容器のフタを閉めるだけ
コーヒーの入れ方
(1)中央の電源ボタンを押し操作ランプが点灯するまで約1分待つ。ランプが点灯したらコップを注ぎ口に置きコースを選ぶ
(2)カプチーノの場合はコップ内のミルクを泡立てるために勢い良くお湯が注がれます。
準備時間(約1分)を除けば、1杯1分くらい出来ます(+実際には装置が止まっても水切れが悪く10-15秒ほど雫が数滴垂れてます)
感想
それほどコーヒー好きではありませんので味や香りについては詳しく言えませんが、機能面では使ってみた感じかなり改善の余地がある製品です。
まず良かった点、
・ブラックコーヒー派の人は、コップを置いて2ボタンでコーヒーが出ます。
・カフェラテやカプチーノが作れます。
・粉末コーヒーが容器に入っているので酸化が抑えられそう。
悪い点
・水の容器には800ml入るが、マグカップモードだと1杯210ml使うので3杯しか出せない。ブラックコーヒーモードなら1枚140mlなので5杯程度、4人家族で使うと2周できないので結局毎回水を入れてる。
・水の容器がツルツル滑る材質ですべり止めの位置も悪いので落としそうになる。水が入ると重さで更に落としやすい。
・粉末コーヒーは「エコ&システムパック」と言う専用の物になっており、コーヒーパウダーの補充はフイルム1枚剥がして上から押し付けるだけで手軽に補充できるのですが、見た目ほど手軽では無く粉が落ちるのにかなり時間がかかります。たぶん利便性よりも他の粉を入れられないように独自の方式にしたものと思われます。
・定格消費電力が1460W、短時間ですが大きな電気を使うため、電力会社との契約アンペア数によってはブレーカーが落ちる可能性があります。特に短時間なので夏場の料理中にエアコン・炊飯器・電子レンジ・ポットなどと同時にポチッとすると・・・
・電源ONすると準備に約1分くらい待たされ、その間は操作も何もできない。1分って結構長いので別の事をやってると忘れてしまい、思い出した事にはオートオフで電源が切れているの繰り返し・・・、準備できたら音が鳴るとか、準備中でも操作できるようにしてほしい。
・コーヒーパウダーの量はブラックコーヒーで約3g・他メニューは2gの固定で変更できないため、濃さは湯量により調整する事になるが湯量調整は各メニュー※に1つしか保存できません。(※カフェラテ・カプチーノは湯量固定)
自分1人なら問題ありませんが複数の人で使う場合は自分好みに調整できないので、一番濃い人にセットして他の人はポットから湯を足すしかありません。
・コーヒーパウダーの残量が外からわかりにくい上にコーヒーパウダーが無い状態でもお湯だけ出ててきます。先日経験したのが準備した砂糖とミルクにお湯を注がれてしまい無駄になってしまいました。
まとめると・・・
家庭用のコーヒーとしては美味のですがインスタントコーヒーレベルでの話で、ドリップしたコーヒーには香り・味ともに勝てません。
あまり味にこだわりが無く砂糖やミルクを入れたアメリカンコーヒーを主に飲む人にとっては、粉末コーヒーとお湯をを入れる所がバリスタに変わるだけで待ち時間(上記の待機時間)が増えたり、メンテナンスの事を考えるとメリットは少ない。
したがって、「1人で手軽にネスカフェのインスタントブラックコーヒーを少しでも美味しく飲みたい人」か「カフェラテやカプチーノなど泡だったコーヒーが飲みたい人」にオススメできる製品です。
リンク
>ネスレ日本株式会社
http://nestle.jp/
>バリスタ公式ページ
http://nestle.jp/brand/nba/