16:9のフルHD非光沢パネルを採用した21.5型液晶モニター「LCD-MF221XBR」を購入したので紹介します。
*商品名=LCD-MF221XBR
*メーカー=株式会社アイ・オー・データ機器
*希望小売価格=オープン
*実売価格=17,590円(Amazon.co.jp 10/23現在)
*大きさ(幅×奥*高*重)=510×170×401mm×4.5kg
選定
新しいパソコンを購入したので、液晶ディスプレイも新しくしました。
選定にあたって必要な機能の希望は下記で、
・HDCP対応フルHD液晶
(※将来的に地デジやブルーレイなど著作権保護された映像を見る機会がある)
・サイズは、大きいと目や首が疲れるので小さい方21~22型
(※フルHDは21型以上からしかなく、23型以上だと画面が大きく視界に収まらないor設置場所の制限のため)
・非光沢(ノングレア)パネル
(※窓際にパソコンがあり昼間は外光があると反射して見にくいため)
同条件で価格.comで検索した結果、このクラスは液晶パネル性能がほぼ同じで(コントラスト1000:1、視野角160/170、輝度300cd/m2、応答性5ms)
違うのは価格と入力端子の構成と消費電力くらいで色々と迷ったが、価格が標準的で取扱店舗数が多い本機を選んだ。
(※消費電力は40~50Wと差はあったが使用状況によって変化するため10W程度は大差は無いと考える)
付属品
説明書、本体、スタンド(接続部品)、アナログRGBケーブル、DVI-Dケーブル、電源コード、オーディオケーブ
本体
正面:細枠(左右上15mm/下25mm)で画面が大きく見える
側面:チルトは上15度(写真)から下5度、下向きが5度しか無いので目線より上に付ける場合は注意が必要。
底面:左側が電源端子、中央が操作ボタン、右側が映像音声の入出力端子。入出力端子はHDMI、DVI(デジタル)、D-SUB(アナログRGB)、音声入力、イヤホン
操作部:左からOSD表示(キャンセル)、左、右、入力切替(決定)、電源ボタン、右上の穴は電源ランプ(青色LED)
スペック
表示サイズ:21.5型TFTカラー液晶、非光沢
解像度:フルHD(1920×1080)
応答速度:5ms
スピーカー:1W+1W
IO端子:HDCP対応DVI-D、アナログRGB、HDMI(ver1.2a)、音声入出力
消費電力:待機1W~通常33.5W~最大48W
感想
使ってみて、パネルに不具合(ドット欠け)は無く液晶の発色も良い。
以前はノートパソコンの12.1インチ1280×800を使っていたのだが、解像度が1920×1080ピクセルのフルHDサイズになったので横方向にかなり余裕が出来てブラウザを二つ並べて起動しても苦にならなくなった。
またドットピッチ(1ドットの大きさ)の点でも0.204mmから0.248mmとなり1回り文字が大きくなり見やすくなった。(※ドットピッチは画面サイズと解像度で変わり、例えば14.1インチ1024×768は0.28mmのため小さくなり見づらくなる事もあります)
問題に感じたのは2点あり。
1点目は上下の視野角で、液晶は正面以外から見ると色が変わって見えてしまう欠点があるが、目線より高い位置に設置したので画面上側の色が少し変色して見えてしまう。
(チルトがマイナス側が5度しか調整できないのが問題である。)
2点目はイヤホン端子の位置で、住宅事情から夜に音楽を聴く場合はイヤホンをつけるようにしているのだが本体背面にあるため抜き差しできないので、正面に配置してほしいと感じた。
リンク
>株式会社アイ・オー・データ機器
http://www.iodata.jp/
>製品情報
http://www.iodata.jp/product/lcd/wide/lcd-mf221x/index.htm